BTCの相場やマイニングにも影響を与えたBCHの分裂騒動

BTCの相場やマイニングにも影響を与えたBCHの分裂騒動
BCH(ビットコインキャッシュ)がハードフォークしたことで、その影響がBTC(ビットコイン)の相場やマイニングに影響を与えています。
仮想通貨の分裂が起きた時、通常ならマイニングが盛んになるのでBTCの相場も盛り上がる傾向がありますが、今回は下落の相場に進んでいます。
BCHがBTCやマイニングにもたらした分裂の影響についてご紹介しましょう。

今回の分裂騒動の概要

今回の分裂騒動の概要
BCHの主要クライアントである「Bitcoin ABC」がハードフォークの内容を発表すると、nChain社のクレイグ・ライト氏が反発して「Bitcoin SV」を立ち上げ、独自のプロトコルの公開と配布を始めます。
これにより、BCHはBitcoin ABCとBitcoin SVで対立することになりました。
ソフトウェアのシェアはBitcoin ABCが約60%占めており、対立が続けば通貨が分裂すると危惧されていたのです。
BCHは元々BTCから派生して誕生した仮想通貨なので、この分裂はBTCの今後の開発を巡って意見が分かれたということを指します。

分裂がもたらしたBTCへの影響

分裂がもたらしたBTCへの影響
仮想通貨が分裂する際、成功報酬を受け取るチャンスが増えるので、買いが加速しBTCの相場も上がる傾向にあります。
しかし、今回は11月下旬になり、ピーク時の1/5以下となる40万円台と下落してしまいました。
これは分裂した通貨のうち、どちらが新しい通貨として存続できるか、先行きが見えない不安が作用してBCHの下落につながりました。
BCTのマイニングが盛んに行われない状況から、BTCの相場も買い以上に売りが目立ったのでしょう。

ハッシュレートが下がりマイニングのコスト減少

ハッシュレートが下がりマイニングのコスト減少
BTCはマイニングにかかるコストが他よりも大きいことから、マイナーの売却が加速したことも相場を下げる原因と考えられています。
価格が下がるとハッシュレートも下がると予想されるでしょう。
ハッシュレートが上がればマイナーコストも増加するので、利益の減少につながります。
しかし、ハッシュレートが下がればコストも軽減されるので、負担なくマイニングができるでしょう。
最近はマイニングマシンの技術も進歩しており、高性能でありながら消費電力を抑えたマシンも増えています。
電気代を削減しつつハードウェアの性能改善を続ければ、価格が下がった状況でも赤字にならずマイニングが行えると言えます。

不調気味なBTCですが仮想通貨は突然急騰することも多く、トレンドによっては価格上昇が起こり得ることも十分に考えられます。
ただ、価格が下がっている状況だと電気代で赤字になる可能性はあるので、コスト削減に取り組む努力は必要です。
まだ利回りの良い仮想通貨も多いので、回復するまで別の通貨のマイニングに励んでみるのも一つの手段です。