商標権侵害で訴えられた?!
「アリババコイン」ってどんな仮想通貨?

商標権侵害で訴えられた?!「アリババコイン」ってどんな仮想通貨とは

アリババコインはドバイに拠点を置くアリババコイン財団が発行している仮想通貨です。
日本では認知度が低いものの、拠点のドバイやロシア、韓国、シンガポールで普及されています。
しかし、このアリババコインが商標権侵害で提訴された報道がありました。
騒動の概要と共にアリババコインについてご紹介しましょう。

アリババコインはなぜ提訴された?

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ロイター通信は2018年4月2日、中国の大手Eコマース会社のアリババがアリババコイン財団を商標権侵害として提訴したことを報道しました。
マンハッタン連邦地方裁判所に出された訴状によると、アリババ社の名前を使ったことが「著しく意図的で、誤解を招く行為」として、商標権侵害を訴えています。
アリババ財団はICOで350万ドル、日本円で3億7000万円を調達していますが、ICO中に中国のアリババ社と関係があるのではないかとメディアの憶測や誤報が飛び交い、それで注目度が高まったようです。
しかし、アリババコイン財団は無関係である事実を訂正することなく、混乱への対処もしておらず、この対応に関しても訴状で主張されています。
なお、アリババ社は仮想通貨分野に進出する気がないことを声明しています。
アリババコイン財団の対応によっては、アリババコインの価格変動にも大きく影響が出る可能性もあるでしょう。

アリババコインとはどんなコイン?

アリババコインとはどんなコインなのかを紹介しています
アリババコインは、ブロックチェーンと独自の仮想通貨を使った電子商取引プラネットとしてプロジェクトされており、2018年3月16日にICOがスタートしました。
ICOが始まってすぐに完売しましたがRound6まで販売は続く予定で、3月31日にRound2が完売しています。
日本では普及していませんが、海外ではかなり注目されているようです。
アリババコインの特徴は仮想通貨を使った犯罪を防ぐためAMLを適用しており、さらにアルゴリズムにビットコインでも使われるPoWとイーサリアムで使われているPoSの両方を採用しています。
PoWはマイニングの仕事量に応じて報酬が与えられますが、悪意のあるブロック生成を仕掛けられる可能性を指摘されており、コインの保有数に応じて承認率が高くなるPoSをハイブリットさせることで、両方のメリットを得ることができるのです。
他にも専用ウォレットはアリババコインをはじめ、7種類の仮想通貨を保管でき、オンラインショッピングや預金・送金・出金などの電子商取引に活用できる、顔認証機能も搭載予定となっています。

提訴されているアリババコインですが、最先端技術を用いたプラットフォームということで期待度が高まり、ICOの即完売につながっているようです。
まだまだ開発段階ですが、本格的にスタートすればより盛り上がっていく仮想通貨と考えられます。
ただ、今回の騒動が開発や仮想通貨の価格にどう影響するかは分からないので、今後の動向をしっかりチェックしていきましょう。